« 鳥の居ない川原。 | トップページ | トンボは多い。 »

2012年7月30日 (月)

法事

母33回忌、父23回忌を1ヶ月早いが行った。

前回が母27回忌父17回忌の6年前なので戸惑い女房は準備に気をもんでいた。

毎回8月の下旬に行っているが暑い盛りでありお寺の高い天井と風がよく通るお堂で涼しさを感じながらお経を上げるのを良い供養と思っていた。

母が亡くなった時は家から出す初めての葬式でショックがあった。仏壇を備えるまで毎日「檀信徒のおつとめ」を唱えていた。それ以来家族で正月、春秋の彼岸、お盆に「檀信徒のおつとめ」を上げているので法要の時に大きな声でお経を唱えるのは苦にはならない。

今年はお堂に冷房が入り締め切られ今までとは様子が変っていた。

お堂の前は広い境内で子供の頃は街頭テレビが設置されプロレスの時などはお堂の階段の上までぎっしり人が集った。

小生も相撲の時は毎日見に行っていた。

その懐かしさもあり開放された本堂を期待していたが冷房完備のお寺さんの新サービスは有りがたく受け入れなくてはならない。

締め切った部屋での和尚さんに唱和するのも声が反響し悪くない。

懺悔文、三帰、三竟、十善戒、・・・と続きいよいよ我が家の得意とする般若心経だ。

今日は和尚さんが風邪気味で声に張りが少ない所家族で声を上げて般若心経を唱え調子に乗ったところで光明真言と続いた。

衆生は自分の内にある仏性に目覚め仏様になるようにと努力するのだが成り得る事はありえないがせめてここに書いて有る事は折に触れ心に留める様にしよう。

長男夫婦と子供達、長女夫婦と子供、小生達3人が盛大に唱えたお経は調子も合って気持ち良かった。

父母にも良い供養となったと思う。

« 鳥の居ない川原。 | トップページ | トンボは多い。 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

いいですね。わたしは墓参りをしても寺によらず(離れています)、線香をあげて帰ってきてしまうのだから情けない。

佐平次さん 気持ちを表せば良いのです。父母が初めての仏様ですが何となく習慣でこうなってます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 法事:

« 鳥の居ない川原。 | トップページ | トンボは多い。 »

フォト
無料ブログはココログ