京都散歩 仁和寺
交通の混乱から予定は変更を重ねた。
比較的スムースに運んだがバスの待ち時間が結構あり時間を無為に過ごした。
バス停で待つ間も雨を界に気温が下がり寒くなった。持参のセーターを着込み助かった。
昼も予備に持ってきたパンで烏丸今出川から仁和寺に行くバスの中で済ました。貧乏性に出来ている。
以前平野神社から等持院、竜安寺経由で仁和寺まで迷い迷い歩いたがその根気は無い。
道路際にいきなり二王門が有るのも珍しい。
金剛力士像
中門の多聞天像
大内山と言う巨漢力士が居た。オデコが出、顎がしゃくれ当時の大型力士の風貌だった。兄弟力士にもっと背の高い不動岩という力士も居た。
大内山も不動岩も初めてみる業で栃錦に負けた。大内山は1本背負い、不動岩はタスキ反り。相撲四十八手を見ていてタスキ反りなどは出来ない業と思っていた。
大内山は皇居の中にある築山で実在の物だと後で知った。
仁和寺はそれとは違う風情ある大内山の麓に建つ。
雨は一段と激しく寒くなる。崇徳院が長男の重仁を天皇位に就けようと真夜中に仁和寺の境内を彷徨う小説の場面を思い出した。
国宝金堂。御所の紫宸殿を移築したと言う。屋根は桧皮葺から瓦に成った。
電気の配線が無いという暗い金堂内で説明を聞くが有り難さで一杯である。真言宗御室派という。本尊は大日如来ではなく阿弥陀三尊とのこと。
半蔀戸 比べるのは恐れ多いが我が家の近くの米屋の雨戸も木で出来てつっかい棒で押し上げるようになっている家がある。奥の赤い建物は鐘楼。
屋根には亀に乗った黄石公像がある。3千年に一回息をする亀の息継ぎを4回も見た事が有るという大兵法者らしい。
続いて重文五重塔へ。五つの屋根の大きさが同じ特徴が有るという。
正面の梵字が威厳を増す。内部を見られるが心棒の四面に仏像を配し囲んで仏様が多数描かれた円柱の色彩の豊な柱があり荘厳さを作り出している。五重塔は仏舎利を守る仏塔である。
屋根は邪鬼が支える。
中門から二王門を望む。
歩いて妙心寺に出て、見慣れた妙心寺北門から境内に入り公開されている庫裏を見ようかと迷ったが朝拝観できなかった聖護院に急ぐ事にする。
妙心寺の正門を出て丸太町通りを東に行けば今朝一番に行った熊野神社に出る。
寒さに凍え40分ほど待って市バスに乗ったが又規制に引っ掛かりバスは河原町で曲がり熊野神社には行かないと河原町丸太町バス停に停車直前にアナウンスされた。
平成21年に歩いた時。http://blogs.yahoo.co.jp/sanpoman3/23702944.html
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