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2013年4月 5日 (金)

花の寺巡り。

高校に入って直ぐ国語の授業で西行に付いて次の授業までに調べて発表しなさいと言われ訳の解らぬまま百科辞典を抜書きしてお茶を濁したことを未だに痛恨事として思い出す。

何を調べて良いかも解らず途方にくれた。

その後3冊ばかり西行についての本を買ったが読みきらないでいた。

去年吉野奥千本の観桜に行く前に持っていた西行花伝を急いで読んで凡そを知った。

北面の武士として仕えた鳥羽天皇の中宮待賢門院璋子を慕い璋子とその子供の為生涯を尽した文武両道の偉丈夫だった。

待賢門院が再興して落飾した法金剛院を初めとして洛中と言われる所を歩こうと計画した。

新幹線の車中で山陰線のホームを聞くと33番線という。京都駅で33番線に行くと8時26分発だった。花園まで行く。残念ながら前回もそうだったが今日も雨だ。

降りて地図を見ながら動いたが違う方に行ってしまい道を聞いたが解らないがこの道は妙心寺に続くと教えてくれた。極近くに住んでいても関心ない場所は解らないらしい。良く地図を見直すと駅前の道沿いのようで歩くと道路沿いの近いところに在った。生垣で囲われた手入れの行き届いた寺だった。
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拝観は9時からだが8時45分に着いてしまった。入寺を待つ10人位の人と門内の桜を見ながら時を過ごした。
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漸く寺に入ると修理中のお堂の前に待賢門院桜と呼ばれる美しいシダレザクラがある。之だけでも満足だ。
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見事な浄土式庭園で待賢門院の故事を思い何時までもいたい気がする。
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定朝様の大きな阿弥陀如来像他多くの仏像も見られよいお寺だった。
見納めの待賢門院桜
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先程聞いた道を妙心寺に急ぐが交差点で見当が着かず又聞くと右に真っ直ぐと言う事で迷わず無事到着。
妙心寺の東海ツアーズ今年の桜の退蔵院前には大きなテントが二張りあり入場者を今かと待っている。横目に通り過ぎるだけだ。
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塔頭の智勝院の庭園を門前から
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妙心寺を通り抜け嵐電妙心寺駅から終点北野白梅町に行く。SUICAが通用したのが嬉しかった。地図を見ながら立本寺を目指す。途中で道を聞くと二つ目の信号を右に曲がり又二つ目の信号を右に行くと道沿いにあると明解に教えてもらった。

立本寺はリュウホンジと読み日蓮宗の寺だ。

初めの二つ目の信号まで来ると北野天満宮の前で知った所に出てくるとほっと嬉しくなる。
右に曲がり更に二つ目の信号を右折すると立本寺の裏門に着いた。立派な伽藍だ。
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急に生理現象を催しグルグル探したがこの山門の後ろにトイレがあり一安心、ウインドブレーカーのチャックを下ろしバンドを外すのももどかしく用を済ましたが今度は流れないので焦ってしまった。数十秒如何するか焦って考えた。ティッシュを2枚塊の後ろに置き水を流すのと同時に靴先で紙を破らない程度に蹴ったら無事排水溝まで運ばれ身も心もやっとすっきりした。気が落ち着くといっそう見事な桜に見とれる。
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立本寺を後に北野天満宮を通り抜け平野神社に急ぐ。

 

天満宮前まで来ると「とようけ茶屋」は既に行列が出来ている。昼時は大行列が出来る。小売りの方は空いているので豆乳プリンと寄せ豆腐を求め昼食と帰りの新幹線内のつまみにした。

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コメント

旅先ではトイレの心配もいろいろありますね^^。

佐平次さん 老人は緩みが出てきていて心しないとダメです。

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