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2013年5月11日 (土)

那智大社、青岸渡寺。

今日も日の出を拝む。海上はるか彼方には補陀洛の海があり常世の国(不老長寿の国)が有ると信じられていた。那智から船で常世の国を目指して出港した。四方に鳥居を配し壊れない限り外に出られない小屋のある渡海船に乗り沖で放たれたと言う行は延喜年間から享保まで850余年に渡り続けられた。勿論悲惨な結果しかなかった。

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写真の奇岩は橋杭岩という。其の上を橋が通る基礎の意味だ。

高野、吉野と熊野の野は霊場の意味が有るという。熊野信仰には黄泉の国で生まれ変わると信じられていた。

今朝も8時出発で早めだ。大門坂に着く。昔は少し登った所に那智大社の大門があった。
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貸し衣装屋があり平安時代の旅装束に着替え30分位の那智大社まで当時の気分を味あう人も居る。
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那智大社の直前で王子の最後である多冨子王子跡。
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ツアーは此処からバスで御神体の滝まで移動になる。
滝の上にしめ縄を張った滝は有り難みがある。
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またバスで那智大社の長い石段の下に移動する。

一の鳥居 盛んに鼓の音が聞こえる。

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二の鳥居が見える頃には邦楽は終わった。革ジャンに鼓を持った人が沢山降りてくる。ライダー姿の背中にヤタガラスの色とりどりのマークの入った人達の演奏のようだ。見たかった。
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那智大社。
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隣は青岸渡寺。並んでお参りするだけで時間が来てしまう。目的を持ってくれば神秘的な自然を歩き神聖な寺社に巡り合い生まれ変わった気持ちに成れるだろう。
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此処で3日目は昼前だがお終いで一路名古屋を目指す。三重県熊野市に入り「花の窟」に寄った。イザナミノミコトの墓所と言いしめ縄を張った大岩が神々しかった。此処も世界遺産の一部だ。巨大な岩陰という。

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道々「世界遺産熊野古道 00峠」の標識が幾つもあり伊勢路は伊勢神宮から続いて参詣する人も多かったことを示している。自然や神仏を敬い謙虚に過ごさなくては・・・。

懺悔懺悔六根清浄、懺悔懺悔六根清浄と唱えながらどの道かを歩きたいと思いはじめている。

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コメント

私の行ったのは正月中旬だったかな、それでも空いてましたよ。

佐平次さん 寒かったでしょう。暖かいのかな、昔は野球王国でしたから。

お元気でいらっしゃいますか?

佐平次さん 益々絶好調のブログ毎日拝見させてもらっています。早朝に散歩して日中仕事はきつくなったので再開の糸口がつかめません。10数年続けたチョウゲンボウの巣立ちも今年は見ずじまいでした。歩かないとリハビリも儘ならず良い事がありません。暑くなると鳥枯れに成りますが、足がウズウズしだしたら行動しようと思います。その時は宜しくお願いします。

お大事に、鳥たちの姿を見ないとちょっとさびしかったのです。

佐平次さん 早朝に散歩し写真を選びブログを作りそれから店をあけるのは難しくなりました。結構写真を選ぶのがきついです。

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