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2013年7月20日 (土)

祇園祭宵々々山見物。

祇園祭も怨霊、餓鬼又は御霊と呼ばれる彷徨っている霊の鎮魂の行事と言う。囃子の音色に象徴される。
現在は地元の人の感情は解らないが観光の色彩が強いようだ。

宿でTVを見ながら英気を養っていると竜巻警報が出た。この情報は16時30分まで有効ですという表示に1時間も続くのだと驚いていると程無く17時30分まで有効ですに変わった。

知識がないもので街中なら竜巻も来ないだろうと警戒もなく出かけた。

一昨年炎天下山鉾巡行を見て鉾の周りの立派な絨毯を近くで見たい、祭の賑わいの中をそぞろ歩きしたいと思ったからだ。

四条駅を出ると屋台が沢山商いをしている細い道に出た。あいにく小雨が降り鉾にはビニールを被せてあるのが残念だ。あまり案内図を見ないで行き当たりばったりの見学になった。後でこんな配置になっていたのだと解った。
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鶏鉾
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ビールを片手に持った若いカップルが多い。四条通に出ると函谷鉾だ。
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また横路に入り鉾の前にその町会の売店が有る。
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綾傘鉾 傘の形の鉾。
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船鉾に乗ろうと思っていたが50分待ちで断念した。
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舳先の金色の鷁(げき)
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艫の黒漆塗螺鈿の舵。
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船鉾に面し長江家という呉服屋さんがあり邸宅を開放し貴重な屏風を見せてくれている。が撮影禁止だ。

先の岩戸山を辿る。
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此処は鉾に直ぐ乗れた。急な梯子でお囃子さんが外にお尻を向けコンチキチンと奏でる二階に上る。
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二階から見ると鉾の前では謡と舞の披露が見える。
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天岩戸の伝説故御神体はイザナギ尊、天照大神と手力雄尊。
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橋弁慶鉾の弁慶と牛若丸
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五条の橋
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月鉾
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長刀鉾 巡行では常に先頭を歩み稚児が乗る。
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浄妙山
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烏丸御池方面に行き鈴鹿山を見て帰る。
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広い範囲におおいな人手で楽しそう。小雨がぱらつく蒸し暑さには閉口した。
翌日も曇りだったが竹の寺を散歩後またそぞろ歩く。
バスから月鉾、函谷鉾と長刀鉾が見える。
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折角近くで見られたのにビニールで覆われているのが残念だ。
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蟷螂鉾 カマキリがからくりで動く。
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中村錦之助、三船敏郎等オールスター出演の「祇園祭」なる映画を見た覚えが有る。再上映はされていないが当時は話題の映画だった。実を結ばなかったが初めて見合いをした時に見た映画だ。その頃流行っていたポピュラーソングの題名を解るのに苦労した事とともにその時代を思い出す。ポピュラーソングの題はヘレン・シャピロの「悲しき片思い」という歌だ。

晴れた日にゆっくり絨毯の色彩を楽しみたい、何時かもう一度行く事になるだろう。

2011年の山鉾巡行
http://tyougen777.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-1dce.html

http://tyougen777.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-011e.html

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コメント

なるほど京都の人達が自慢するだけのものはありますね。
よく行かれました。

佐平次さん 鉾、町屋の商店のお宝といい家の造りといい有る所には有、保存され公開されるのは良いと思います。

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