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2013年12月25日 (水)

余計なことをして!

小学校に行く前から遊んでいたD君に枇杷の木を切ってくれるように頼んでいる。

忙しいらしく来てくれない。

D君とより親しくなったのは彼の家には2斗ダルとシートが有ったからで、それはベーゴマの床(とこ)と呼ばれる戦闘場に成ったからだ。2斗樽の大きさは相手のベーゴマをはじき出すのにぶつかり合うちょうど良い大きさだった。4つ上ぐらいまでのいろんな人が集まって楽しんだ。

D君は事情があってお爺さんお婆さんに育てられていた。

時代劇の長屋のように「流し」の横には大きな甕があって近くの井戸から汲んだ水を溜め水道代わりにしていた。

中卒で左官になり羽振りが良かったらしい。小生が仕事を頼み手に負えない時はかつての仕事仲間で信頼のできる人を紹介してくれる。塗料塗り、チョットした大工仕事、木を切ること等やってくれる。

昔の口入屋のような組織に属し、現在は交通整理や草刈りの仕事をしている。

問題の木も3回丸坊主にしてもらったが直ぐに甦る。風呂場からシロアリが湧き出たときはしばらく考えていたが大工さんを紹介してくれた。3.11で壁にヒビが入ったときはお手の物で誠に綺麗に仕上げてくれた。

枇杷の木も隣に迷惑をかけているので愈々切り倒すことにした。長男が子供の時食べて投げた種が成長し2階家の屋根を超える高さになっている。女房も子供が捨てた種から生えたのだから残しておきたがっていたが切る決心がついたようだ。

22日の日曜日午前中は買い物に行き14時ごろから気まぐれに小生が枇杷の木に立ち向かった。太い幹は3回切ってもらっているので梯子の届く高さ〈2階の窓を越える程)迄でその先は3cm位の直径の枝が天に向かっている。新品の、のこぎりではたやすく切れる。

1時間ぐらいで丸坊主にしたら切り落とした枝がうず高く地面を覆い降りられなくなっていた。

膝が痛いと言っていた女房が落とした枝を30㎝位に揃え紐でくくっていたが寒いのにかかわらず膝の痛みが増さないからか続けてくれている。

切りそろえた枝は軽く結わえたら更に二、三本その束に挟んでやれば良いのだと以前D君に教わったのでそうしている。その前には力いっぱい結わえつけていると紐が切れて往生した。

三時間くらいで型が付いたが家の中の片付けをしようと思っていたのに余計な時間を食ってしまったと怒られてしまった。

そのあとで直径15㎝位の幹を切ったらトタン塀にぶつかり大音響とともに落下しエアコンの室外機に端をへこませてしまった。

23日にもう一本を片付けようと思っていたが暮れの行動の主導権を握っている女房に止してくれと言われ心残りだがやめた。

D君よ年内には来てくれ、頼むよ。

切り落とした枝葉は3.11以来放射能の関係で異例として資源ごみとして出すことになっている。回収してくれるとありがたいのだが。

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コメント

しみじみします。
お気をつけて、木から落ちたりしないように。

佐平次さん 善悪は小学校で教わっていて皆良い老人になっています。仕事もきちんとしています。見習う事が多いです。

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