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2014年5月 9日 (金)

嵐山の周りを歩く。

宝筐寺を出て道なりに歩くと段々人通りが多くなり嵐山のメインストリートに出る。

凄い混雑で又昼時なので食堂は何処も長蛇の列を作る。本で紹介され味も良いのだろう。

此方は阪急電鉄の駅を探し歩いた。阪急の駅と思っていたところは嵐電の駅だった。気を取り直しこの調子じゃ渡月橋を渡った先だと更に歩く。

去年は此処が溢れ凄まじい光景がTVに映された。復旧され大混雑で良かった。
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橋を渡り山に突き当たると法輪寺の入り口がある。目的の一つなので帰りによることにした。
歩き続け阪急の駅にたどり着く。今日は体調が良く無いので昼は抜きにして歩いているが結構疲れている。

阪急電車は懐かしいチョコレート色だ。
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一駅で松尾大社前に着く。

大山咋神を祭り大陸から帰化した秦氏の守護神という。秦氏は酒造の技術にも優れ醸造の神様でもある。

わが町の神社の一画にも松尾神社がある。大正期までは造り酒屋が有ったからだ。

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大きな岩を背景に社がある。回廊には薦かぶりがぎっしりと並んでいる。
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酒造りの昔の器具の展示があったが去年中書島の月桂冠の展示場で見た物のほうが揃っていたので省略する。

嵐山に戻り山の中腹の法輪寺を見学する。階段が堪える。

十三参りで有名という。七五三の上の年齢の数え十三になると大人の着物を作り初めて大人の着物で4月13日に御参りをする行事という。七五三より盛んだという。

今日も着物を着た其の年頃の人と保護者がチラホラ居るのでこどもの日にあわせてお参りをしているらしい。

法輪寺本堂。
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多宝塔。
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法輪寺境内から渡月橋を望む。
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階段を降り渡月橋を渡り嵐電改札口にきたら又長い列に並び切符をかい太秦に向かう。嵐山からこの辺りは秦氏の住んでいた所だ。秦一族は秦の始皇帝の子孫という。

広隆寺の弥勒菩薩を拝観する為に足を引き摺って寄った。楼門も遠くから格好良く写せば良いのだが道路際に有るので歩道ぎりぎりに後退しただけで写した。少しは其れらしく写す努力をしなくては。
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ツツジが咲き出し華やかさが増す。

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上宮王院太子殿 聖徳太子信仰である。
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本堂で一休みして新霊宝殿で弥勒菩薩を初め十二神将や阿弥陀三尊像、薬師如来立像等有り難い仏像があった。
新霊宝殿前のハナミズキ。
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我々はこれで終いとし嵐電天神川から東西線に乗り烏丸御池で乗り換え京都に5時半頃着いた。
娘達は帷子ノ辻でひろちん(孫)の希望で蛇塚古墳を見て北野天満宮から金閣寺へ行った。劇込みだったと言う。

 

西院で果物を餅で包んだ菓子を行列に並んで買ってきて意気揚々としていた。我々はしないことだが食べたら美味しかった。

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コメント

いろいろ行ったんだね。びっくり。
ひろちんは古墳行く途中でトイレに行きたくなって、とても困りました。早め早めにトイレに行ってほしいものです。
大福は並んで買っても満足のいくものだったよ。おいしかったね。

今日の結婚式の新婦の姓は秦さんでした。
埼玉にも多い苗字ですね。

ひろちんへ 観光に行って時間が無いのに行列をするのは馬鹿なことだと思っていたが身内の者が其れをやると考え直すかな。

佐平次さん 古代では帰化人に随分世話になり文化も政治も丸ごと指導された部分も多いですね。

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

履歴書の書き方の見本さま 有り難うございます。又旅行して記事にしたいと思います。

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