小学校同級生と一杯。
数年前に退職または天職を退き悠々自適をしている近くに住んでいた友三人に誘われ呑んだ。
定時に店の前に行くと今日の企画をしてくれたF君と会った。今日は我等二人ともう二人と偶然茲であったことになる。席は4人のボックスになるが会計は二人ずつの別会計と言うことで入店する。
独りは去年6月に事業を止め、ひとりはハンコ屋さんを親、兄弟とも天職としてやっていたが3年前にやめた。もう一人は有名製靴メーカーの経理畑を勤め上げたものだ。
二人はつい一ヶ月前まで訪店してくれていた人々だ。二人には申し訳ない気持ちがある。
小生も茲で自分で干支が6回りしたので停年とし退職した。商人は死ぬか体調を壊すまで店を続けるのが常識だが思い切った。現在不安定な気持ちで居る所を誘ってくれた。
自営でも元気な人は現役時代 店を閉めてから飲み歩いたのであろうが小生は閉めてから飲みに出る事はしなかったので居酒屋に馴染みは無い。
軽く旧交を温める位の他愛も無い挨拶程度の話しだが安心感のある会であった。
小生は炊事洗濯を自分でまかなうのを差し当たってのテーマと考えているが未だ一歩を踏み出していない。この調子では今まで通りやらないかも知れない。
ハンコ屋さんをしていた友は週の半分は主夫をやっていて買い物から料理まで家族3人分の食事のそれぞれの量と舌を勘案し作り賄っているという。細かくは聞かなかったが自然と行って憶えていくのが一番かと感じた。
さて会場は有名な全国チェーンの名の知れた店だ。
ビールと前菜の時は良かったが小生は術後の体調で冷たいものは欲しく無いので熱燗を頼んだ所手では持てず出されたお絞りで包んでも熱過ぎ猪口に注いでも熱い湯気の出ている酒には参った。以前イタメシ屋さんで無理に御燗を頼んだ時もこんなことがあった。
つまみに頼んだ肉豆腐も七輪に載せて来ますかというから狭いテーブルに器だけにしてくれと言ったが生ぬるいラードが白く浮いている物が出てきた。
一人は遠いところから来てくれているので5時半からはじめたが何時の間にか9時になっている。店も混んできた頃酒も暗黙の内にそれぞれ定量を感じお開きとなった。
帰り際に意外と思った店内の光景は小学生の兄弟が食事をしたり一人は寝込んでしまっているボックスを見かけたことだ。自営の商人は共稼ぎのルーツだが共稼ぎしなければならない状態だとこういうことも不可欠となるのかな感じた。居酒屋さんもファミレス化するのも必然となって行くか。
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こんな会があるといいなあ。長野まで行くのは遠いし行っても集まるかどうか。
チェーン店は工房みたいなものですね。
投稿: 佐平次 | 2014年5月17日 (土) 10時55分
佐平次さん 小学校の友も男女問わず力に成ってもらう事が度々あります。一番利害が無いように思います。
投稿: 江戸川風景4 | 2014年5月17日 (土) 11時14分