出羽三山旅行月山。2
夜中の三時まで月に見ほれた。うとうとして6時40分には朝食にでた。バイキングだが和洋ごちゃ混ぜに食べたが美味かった。
7時40分には出発と早い。湯殿山から2時間掛けて蔵王方面に戻った道を3時間掛けて月山に行く。
高速からはるか下の田麦俣の兜造りの家を見る。白川郷の合掌造りと同じような三階建てだ。やはり養蚕をしていたのだろう。
月山の八合目までの道は細く窓を開けると木の枝で怪我をするから開けないで下さいと注意を受ける。一度下りのバスと出会いすれ違いは出来ないから下りのバスは1Kmくらいバックで戻り余裕の有る処で交差した。細い道だからと登山道に入る前からガイドさんの注意が有ったが気が気でない。無事8合目に着き湿原弥陀ヶ原の散策は50分に短縮になった。7月頃だったら高山植物が華やかで感動するだろうと思った。
回遊道の際にあった花達。
リンドウ
アキノキリンソウ
白花唐打草
途中月山神社の中の宮がおわしたが長い列だったのでパスをした。頂上まで行くと厳かな社がある。湿原を一回りして出発時間になる。
山形県の中央に存在し庄内平野からも山形方面からも崇められた御山だが慌しく8合目の弥陀ヶ原の一部を散策したがこの湿原をゆっくり回り頂上に行けたらさぞ有り難味の有ったことだろう。
バスに出くわさないことを念じて下山した。
深い山間部で小さな盆地で中央は田になり山際に住宅がある風景を幾つも目撃した。この地方ではこのように危険と解っていても山の際に住むしかないのかも知れない。
広々とした農地に出ると見渡す限り稔った稲穂が見える。また減反を強いられアスパラガスや駄々茶豆を作っている畑もある。サクランボのハウスや背の低い柿木の果樹園がある。収穫し易いように低く剪定しているのだそうだ。庄内柿はこうして収穫し渋柿だから渋抜きをして出荷するのだそうだ。義母から頂いた柿は自生した柿ノ木から取った柿を渋抜きしたのかと思っていたが大変な失礼をしたものだ。
ガイドさんの駄々茶豆の説明によると本物は一つの鞘に豆が二つしか入ってない。塩もみした豆を塩を加えた水で茹でるのだそうだ。枝豆に比べると高価だと言う。
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