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2015年5月20日 (水)

京都街歩き。

葵祭の翌日は夜半から雨音が酷かった。

 

葵祭の当日15日が曇りから雨、16日は雨のち晴れの予報で15日が予定外に晴れてラッキーと思っていた。予約を半月前には入れるので天気は当日まかせだ。今年は四国、高野山と雨だったのでまたかの思いだ。

宿を出ようと思った時はかなり小雨になった。

東福寺から歩いて智積院に行きその後近くの方広寺、豊国神社京阪電車で七条から祇園四条に出、錦市場を見て烏丸四条から地下鉄で京都駅に出て帰る予定だ。

ホテルが駅から遠かった分、部屋と風呂場が広くゆっくりできたのが良かった。

いつもの様に朝飯は駅のベンチでおにぎりを食べ奈良線で一駅目の東福寺で下車し紅葉で有名な東福寺に若葉のモミジを見に行った。萌える若々しい緑に活力を貰う。
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塔頭の芬陀院が雪舟寺と呼ばれる雪舟ゆかりの寺というので行く。後で行く寺で等伯は雪舟に影響を受け上達したと聞いた。
受付の和尚さんもさっぱりした禅宗らしい良い寺だ。
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法事が有るらしく寺の人と檀家さんの会話も和やかでこちらも和んだ。

これから未知の道を歩くのだと地図を見ながら歩きだしたら見覚えが有るような気がする。その内、泉涌寺道と曲がり角が有ったのでそこまでは来たことがあると思い出した。何ヶ所か回った後日暮れに門限に間に合うよう相当な距離を泉涌寺に行ったのを思い出した。
新熊野神社があり熊野詣を盛んに行った後白河法皇お手植えの楠の大木が神々しくおわした。
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市バスで三十三間堂先の丁字路の突き当りに智積院を良く目にしたが東福寺から歩いて来られるとは思ってもみなかった。

このお寺には等伯の楓および桜の見事な桃山風の障壁画が有り、感動ものだった。
庭園も素晴らしかった。真言宗智山派の総本山で大きな寺だった。
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智積院講堂。
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他の御堂でお不動様に「やき」を入れてもらった
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坂を下り京都博物館で右に曲がり坂を上ると方広寺と豊国神社が有る。奈良の大仏より大きな大仏が有ったそうだが地震で壊れた。豊臣の威信を示した大きな寺だったが梵鐘の文字に徳川家から因縁を付けられ豊臣家が滅びる原因となった。「君臣豊楽」「国家安康」の文字の入った梵鐘。

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隣は立派な唐門の豊国神社だ。
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門の扉。
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結婚式が有り雅楽の奏者が一足さき入場。三人目は女性だ、たぶん女性の奏者は最近まではないだろう。
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今年に入り歩くと直ぐ疲れてしまう。大した距離を歩かないのに結構な疲労だ。七条通を歩きだしたら以前次女が時間が余ったから三十三間堂に行きたいと言いだし来て、寒い雨の中、京都駅まで歩いて帰りを急いだのを街並みを見て思い出した。

祇園四条から雑踏の中を錦市場に行き此処もすごい混雑で外人さんもたくさんいて食べ歩きをしている。漬物と縮緬山椒などを買い烏丸四条まで歩き地下鉄で京都駅にたどり着いた。

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コメント

東福寺の近くにある「京寿司いづ松」の鯖寿司を食べに、母を連れて行ってやりたいのですが、なかなか叶いません。

ユメフーセンさん 流石に名店を知っていますね。こちらは寺社見物で精いっぱいです。そろそろ舌も加えないとと思っています。

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