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2015年5月28日 (木)

鳥獣戯画展

愈々リノベーションが始まった。

聞かれることもあるので常に待機をしている。

ボケッとして行動しているので無意識でやったことの記憶は無い。どこに置いたか?鍵は閉めたか?ガスは消したか?etc,etc。

 こんなじゃしょうがないと気分転換に作業が空いた一日、午後から国立博物館に鳥獣戯画展を見に行った。30度を超え日差しの強い中、平成館に並ぶ。日傘を用意してくれていたので初めての経験だが日傘をさして並んだ。30分ほどで入館できた。

 2階に上がると階段を囲んだ方形の廊下の二辺には人が並んで、そこに繋がる列がもう一つある。見学まで150分のプラカードを掲げている。第三会場の鳥獣戯画の皆が良く知る蛙、兎、猿、狐が描かれる甲巻を見る行列らしい。

 流れに沿って第一会場の明恵上人関連の展示場に入った。名前を知っていて興味があり関連の本も3冊はあるが全部中途半端に読み理解はしていない。国宝、重文の重みで恐れ入って見た。スムーズに見終わって第二会場に行くべきところ3時なので150分待つと5時半になる。それなら戯画の乙、丙、丁巻を省略して甲巻を見ようと行列に並んだ。150分の意味もはっきりは解っていなかった。2階の階段の吹き抜けを囲う廊下に入れば30分程で部屋に入っていくのが見える。部屋に入れば見られると勘違いし並んだが、部屋に入ってから蛇行した行列で2時間待つことになった。その間スクリーンや壁に有名な場面を写しているので普段よりは興味を持って見るが2時間薄暗い中で牛歩をするのは参った。赤ん坊をおぶった人、小学生低学年者を連れた人が居たが静かに待っている。並んで1時間もすると乙、丙、丁巻が垣間見られる展示になっていて目にすることが出来救われた。

蛇行した一部屋を過ぎ、今度は廊下のように一列を折り返し展示室に入りここでも折り返して展示の前に来る。展示の半分は写真版で後半半分が本物で会期の前半は前半分が本物の展示で後の半分が写真版だったとか。作品保護の為そういう展示方法を取ったと書いてある。

10mそこそこの国宝を見るのも大変だった。

その上係員が大声で立ち止まらないでください、と声をひっきりなしにかけているのが耳障りだ。根気よく長い間待ったマナーの良い人達は立ち止まって長く見ようなどとは誰ひとり思っていない。

 帰りに上野駅構内の「みはし」に寄ったら博物館、美術館、動物園の帰りならサービスが有りますと言う。ソフトクリームか杏かもう一品の内一品をあんみつ等にトッピングしてくれると言う。あんみつをクリームあんみつにすることが出来た。これで係員の心無き注意も忘れた。

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コメント

やっぱりなあ、やめにします。

佐平次さん 国立博物館の特別展は良くいきますが一番混んでいました。皆さん良く知っているのです。

本物を鑑賞する事は素敵ですよね~♪

ユメフーセンさん 鳥獣戯画はそれだけ知れ渡っているのですね。長時間待つとうんざりのところもあります。

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