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2015年11月12日 (木)

山の辺の道 徘徊記

前回奈良と奈良に密接する京都南部を歩き是非奈良歩きは継続しなくてはと山の辺の道を二回に分けその半分を歩こうと計画した。中間点を柳本とし其処から天理に戻ることにした。

 

歩いてみて古墳群の存在と「引き手の山」という事で霊場を含んだ生活圏だったと推測するが奈良時代の前に栄えた大和路を歩いてみたかった。

 

見所は桜井から柳本の方が沢山有りそうだが其方は古事記を読んでから来春に歩こうと取っておくことにした。

柳本駅を降りると直ぐに黒塚古墳が有る。後世では砦にされたり今は公園として古墳に登れる。墓に登るのは恐れ多い気がする。
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更に進むと崇神天皇陵に出会う。崇神天皇は10代天皇であるが記録の残るのはこの天皇の記述からと言われている。
崇神天皇はそれまで宮中に祭っていた天照大神と倭大国魂神を宮中外に別々に祭ることで天変地異を防いだ。詳しくはウキぺディアによる。
天照大神を豊鍬入姫命に託し、笠縫邑(現在の檜原神社)に祀らせ、その後各地を移動したが、垂仁天皇25年に現在の伊勢神宮内宮に御鎮座した。(詳細記事:元伊勢)倭大国魂神を渟名城入媛命に託し、長岡岬[注釈 1]に祀らせたが(現在の大和神社の初め)、媛は身体が痩せ細って祀ることが出来なかった。
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横から見る。
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駅に置いてあった案内図の通り進むと長岳寺に着く。この辺は去年談山神社に行った時バスで通った。この辺は歩かなくてはと思ったところだ。生憎の曇天で雨もぱらつく。
長岳寺を参拝する。千年の歴史のある日本最古の山門。
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石棺に彫った仏像。
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池越しの山門。紅葉が始まっている。
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細かに道標が有るので従って歩く。安心して歩ける。
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崩れた土塀もある。
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柿畑が多くあり子規の「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」も奈良が柿の産地の意を含むと解った。紅葉しているのが柿の木。柿の葉寿司も名物だ。
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柿本人麻呂の
衾道を 引手の山に 妹を置きて 山路を行けば いけるともなし
愛する妻を亡くし、今、ひきての山に葬ってきたばかりなのです。山路を戻ってくると生きた心地もしない寂しさがこみあげてくる。上の写真右の山が竜王山で「引手の山」と言われ衾田陵の近くが衾路と考えられている。この詩の時は珍しく火葬で行われた。
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大和神社御旅所 大和神社の神輿渡御の時休むところ。大和神社は長柄駅の近くに有ったが今日の道からは遠いので何れ行きたい。
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衾田陵(西殿塚古墳)継体天皇妃の墓。
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果樹園になっている古墳もある。
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萱生(かよう)環濠集落 集落の周りを堀で囲い族から守った。
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道標 有り難い。
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野生の柿も多い
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竹之内環濠集落
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夜都伎神社 春日大社の四神
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茅葺の拝殿
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立派な本殿
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道々の柿と藁束
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不断桜が満開 雨でも好奇心で嬉々と歩いている。
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内山永久寺鳥羽法皇が建立した大伽藍が有った所。廃仏毀釈で跡形もなく破壊された。仏像その他は海外に流失したものも多く他の神社や寺に保管された国宝も多いと言う。
宇知山や 外様しらずの 花盛り  芭蕉
内山永久寺では門外不出の秘法を行っている。よそ者にはうかがい知ることもできない。それゆえ今が桜が満開だという事もよそ者には解らない。
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石畳の急坂を登り石上神社(いそのかみじんじゃ)にやっと到着。皇室の武器庫として存在した。仏教を受け入れる蘇我氏と争った物部氏が宮司を務める。失脚後も政務の中枢に残った。石上と姓を変えた。
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神鶏がいる。
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大鳥居
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山裾で小さなアップダウンが続き僅か10,5kmの道のりだが休まず歩いて5時間強かかり雨中と汗でびしょびしょだった。疲労と足の痛みで明日の行程は遂行出来るか気になりだした。しかし歩いて神話とつながったような気がして来春の残り半分の予習はしっかりやろうと力が入る。

本町クリニック循環器内科・内科

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