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2016年5月11日 (水)

葛城古道を歩く1

奈良と大阪との境金剛山の麓に古代に葛城氏が繁栄したところが有る。

JR御所駅から歩けるようである。片道10kmとあるが2回に分けて歩くことにする。バスは街道に沿って一時間に一本走っている。

10時19分奈良着、奈良発10時41分の和歌山行きに乗り御所着11時37分徒歩で近鉄御所駅に行き、近くから12時17分発の新宮行きのバスに乗る。和歌山にも近い処だ。

御所は先日行った桜井の先、高田の二駅先で奈良から一時間弱の処だ。名前が立派なので大きな街だろうと思っていたが沿線の駅とは変わらないローカルな駅だった。

今日は晴れだが明日、あさっては雨の予報で高天彦神社のあるところは急坂と表示が有るので時間を取ってと考えていたが雨では歩きにくいだろうと急遽、風の森から小殿までを歩くことにする。

赤線左下が風の森中央が小殿バス停。
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葛城垂見宿祢が名のとおり神戸に通じていて朝鮮とも交易が有ったのかもしれない。葛城襲津彦は大和王朝の外務大臣で朝鮮と一手に交渉していた。交易は富をもたらす。娘が仁徳天皇の后となり子三人が皇位に着く。

其の後葛城本家筋が雄略天皇に滅ぼされるが仁徳天皇の長男(履中天皇)は襲津彦の孫と結婚し子二人も雄略天皇の後、苦境から天皇になる。

大和政権は豪族の連合体で葛城家は王家に次ぐ力が有った一族と言う事だ。

いよいよ風の森から歩き始める。丘陵地にも関わらず棚田として水田になっている。
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高鴨神社に着く。京都の上賀茂、下賀茂神社の先祖と言う。鴨氏はこの地から育った。他に葛木御歳神社、鴨都波神社とある。葵祭で流鏑馬や競い馬をする人達は鴨氏の一族との事だ。高鴨神社を高鴨社、葛木御歳神社を中鴨社、鴨都波神社を下鴨社と言う。
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縄文時代から祭祀をお行い全国の鴨神社の元宮という。
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境内に毛氈を敷いた縁台が有ったので持参のおにぎりを食べようとしたら境内は飲食禁止と注意を受けた。今後注意をしよう。

道々に地蔵様が有る道を緩やかに上る。
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案内板が最大の頼りだ。
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集落で迷ったが人の気配はない。偶々来た車の人に聞いて道が解った。ありがとうございます。
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登りも段々きつく成ってきた。参道の入り口。此処からは急坂ではーはー言いながら登った。
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登り切った所の右手はツツジが綺麗で柵に囲まれていて薬草園だ。柵に沿って行くと行き止まりだが柵を開け出たら必ず閉めてくださいとある。猪除けとの事。
畑が有りネットで見た蜘蛛屈の案内板が柵に掛けてある。戻って来た人に聞いたら蜘蛛屈があるのだけれど何回か来たけど解らないと言っている。看板の後ろに回り崖に近い3m位の急坂を上ると其処に蜘蛛屈の碑が有った。
神武天皇が大和の入ったとき強力に抵抗した蜘蛛が居たと言うが手ごわい一族を形容したのだろう。
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戻り田を通り抜けると高天彦神社の参道になる。杉の木が神々しさを増す。
近くに高天原と呼ばれるところがあり葛城氏が天孫降臨の有った所としていたか?
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高天原 本来天上の処だが祭祀が古来から多々行われていた処と言う。
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地図で見ると水分神社とか水分の語の付くとこが何ヶ所かあるが水の配分は最大重要事だろう。
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橋本院
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真言宗のお寺境内を過ぎると急な暗い山道になる。雨では歩けない。
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ここも水田だ。天孫降臨の話ももともと苗になる籾を産着にくるんで地上に送り瑞穂の国を作った話が天皇家誕生の話に代わっていったという。
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極楽寺 一週間前だったらツツジが綺麗だったろう。
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ここからは道を間違えバイパスを通ったので二つばかり名所を逃した。

街中を飛ぶイソヒヨドリ良い声で鳴く。
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高天原を難所と考えてたが無事歩けて良かった。三時間半坂道を歩き通せた。
田園地帯を通り神社仏閣にお参りするのがのんびり感じて楽しい。

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コメント

古事記の世界ですね。
楽しそうです。

佐平次さん 歴史は色んな説があって読むのが大変です。旅は良いです。

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