嗚呼何という事だ!
灰は灰の法位にありて、後あり先あり、かの薪、はいとなりぬるのち、さらに薪とならざるがごとく、人の死するのち、さらに生とならず。しかあるを、生の死になるといはざるは、仏法のさだまれるならひなり、このゆゑに不生という。死の生にならざる、法輪のさだまれる仏転なり、このゆゑに不滅といふ。
生も一時のくらゐなり、死も一時、たとへば冬と春とのごとし、冬の春となるとおもはず。春の夏となるとはいはぬなり。
現成公案より
巣立って良かったと思ったのはほんの一時だった。
二度目の洗濯物を干しに行くと樋からはい出したヒナがカラスに喰われている。
こんな不幸があって良いのか!
生きても死んでも前後は裁断し一瞬一瞬を生きて一瞬一瞬を死んでいるという事か。
朝曇りで暗かったので曇りの設定をしたままのカメラを取に降り慌てて写したので写りが悪いがこの方が良かった。
バトルの有った軒上でカラスが何かを食べている。
近くの電線では子2羽と親のムクドリが悲鳴を発している。
食べ物は豊富にあるのに何故だ。
先ず獲物の頭を千切るらしい。猛禽と同じことをする。
カラスの飛び去ったところで啼泣するする親。先日の苦労が稔ったばかりなのに。
28日の記録だ。一羽襲われたが無事二羽巣立って、未だ一羽子供がいた。いくらか救われた感じだ。
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母鳥は元気なのですね。
逃げ遅れた雛を守り切れなかったのか。
ああ、無常。無情です。
投稿: 佐平次 | 2016年5月27日 (金) 11時37分
佐平次さん あまりにもです。外に出ると飛ぶことはできるのですが鈍いのです。
投稿: 江戸川風景4 | 2016年5月27日 (金) 11時54分