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2016年7月 2日 (土)

はなし塚

今月の「小はんの会」の案内が来た。現役の時は中々行けなかった。ご無沙汰をしていたら案内も来なくなった。

 

師匠の奥さんとは年2~3回開くハイキング会で一緒になるので案内をくれるように頼んだ。それ以来90%は参加している。

 

6月の定例会で3年2組で同級だったI君が亡くなったと聞いた。通夜は翌日との事だ。

 

彼は去年9月の例会には来ていて反省会では中ジョッキをお代わりしていた。次の月の例会では朝日新聞に投稿した 兵站は 戦争のうち 蟻地獄 が入選し紙面を飾ったと喜んでいたがその時の反省会には不参加で帰って寝ると言っていた。

 

小生と同じ前立腺癌を病んでいて小生よりは厳しい病態の話をした。浅草生まれの飄々とした人だった。

 

俳句、歌舞伎鑑賞、会社の人たちと三浦半島の古墳の発掘と枯れた趣味を持っていた。

 

寺の場所をネットで検索すると田原町駅の近くで松戸の本土寺とも関係ある寺のようだ。通夜には昨日の「小はんの会」に参加した3人と小はん師匠夫婦が出席した。

寺の塀にはブロック1ヶ毎に赤文字で1時代前の落語家の名が有る、境内にははなし塚が有り日華戦争が始まると寄席を自粛するようにと落語家浪曲師小屋が行動したという。小はん師匠もこの寺が落語家と関係が有ることは知らなかったようだ。隣の桃林寺には文楽の墓が有ると言っていた、流石だ。

故人の奥さんは著名なバレリーナという事で小顔な鍛えられた細身の体で凛とした姿勢の良い人だった。気丈に経過を説明下さった誤嚥性肺炎が致命傷だった。師匠の事は良く聞いていたようで話が合ったようだが師匠の話し方は深刻にならない大らかな話しっぷりで場を和ませた。

落語に導かれた通夜だが同病の同級生が亡くなったことは寂しい。

 

 

 

 

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コメント

反省会という名の飲み会ですね。よくあるよね。仲間がいなくなっていくってまだわからないけど、さびしいもんだと思う。

ひろちんへ  黒の服を着る機会が多くなると思って半額セールで新調した。

おさびしいことですね。
はなし塚、こんど行ってみます。

佐平次さん この年齢になると身に沁みます。銀座線田原町から直ぐです。

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