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2016年9月20日 (火)

我が家の墓参

台風が来ているので雨風の無い内にと墓参に行った。

 

7月に植木の手入れをしたのだが随分荒れていた。秋の土用が来る前に手入れをしなくてはと思う。去年は金木犀の幼花が白く花開いていた。植えてから30数年ぶりに花が咲いたと喜んだ。10日後には金色の花が馥郁と満開だった。今年は花が無い。

親父は大正時代に初めて招集され終戦までに3度招集された。終戦後も残務整理で更に半年拘束された。

口癖は昭和17年に生まれた小生を戦時中で自分がいつ死ぬかわからないので甘やかしすぎたと言っていたという。小生から見ると軍隊の規律ある生活を最高と思い随分厳しくされたと思っている。

御袋は話好きで店でお客さんとの会話で街の情報に詳しかった。御袋が亡くなってからは近所の人と話していてもチンプンカンプンなことも出てきた。

 

祭りの会を再興し神酒所で近所の若者とよもやま話をするようになって2代前くらいまでの人々の話を昨日のことのように喋る同年代の若者に改めて町に馴染んでないと自覚した。

 

両親の地盤のお陰で次代にバトンを渡せたし感謝をし墓参りをした。天才の兄も根性の姉も早世し木偶の坊の小生が墓守をするが余命を感じながら生活をしている年齢になった。

家に帰ると滞在中の一ヵ月になる孫がギャーギャーと乳を欲しがっている。我が家にも活気が甦って来た。

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コメント

70年も過ぎてみればあっという間、それでもあれこれいろいろありました。
よくぞ生きてきた、と思うこともあります。

佐平次さん 価値観が解らず、向かう努力の方向も解らず過ごした感じです。思いこんだ方向には一途でした。

この日は神戸は雨風が強かったです。ひろちんは学校が休校で一人でいつまでも寝ていて、起きてビデオ見ていて、私が帰ってきたらあわてて机に座っていました。テレビをつけたらビデオが流れていて、何も言えない感じでした。

ひろちんへ ながいこと雨だったが大丈夫か?勉強と読書好きになると良いね。

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