金木犀
子供の頃から、庭に金木犀の木が有った。長いこと花は着けなかった。区画整理で庭が殆んど無くなり金木犀だけを植え替え残した。そうしたら28歳の時に初めて花を付けたのを見た。良い香りを放った。その木犀が突如枯れショックだった。我が家に40年は居て寿命前の10年間花をつけてくれた。
26日はEコロンという腸内の残渣が少なくなるレトルト食品のみを食べ27日は絶食で朝4時半に普段服用している薬と胃腸の蠕動運動を促進する薬を服用す。5時半から腸内を洗い流す薬2リッターにガスコンを溶かしたものを2時間かけて服用する。1時間で半分の1リッターを飲み終えるころから排便が始まる。徐々に水だけになり茶ががった黄色から段々澄明な薄黄色い色に変わる。2リッターを2時間で飲み終え更に2時間くらいで15回催し腸内はきれいになった様だ。
10時20分のシャトルバスで病院へ寝巻に着替え点滴をしながら待機する。午後2時に呼ばれて内視鏡室に入る。16日に大腸内視鏡検査で10㎜位のポリープが見つかっている。鎮静剤を点滴に入れますよと言われてからはどうしたかは短時間記憶が無い。
盲腸に近い処に患部が有る。紡錘形の房が3つ4つモニターに見えたが写真の形とは違うので目的のポリープとは違うようだ。ここからまた記憶が無い。術後写真を見せてもらったがポリープを取った跡が黒く焼けている。輪になった器具でポリープの根元を締め電気を通して焼き切って取る。予想より大きく15mmから20mmの大きさだった。跡も大きく見える。完全にきれいに取れましたと説明を受けた。一安心だ。
部屋に帰り紙オムツを履かされた。下血が有るといけないからと言う。鎮静剤で朦朧迄はいかないがボーッとする。横になっていたら汗をかいた。処置で熱が出たのだろうと感じていたら37.1度あった。前に手術した時は3日間38度の熱が有ったが小さな処置なのでこんなものだろう。
ボーッとした浅い眠りで一晩過ごし27日お粥の朝食を摂り、退院となる。血便が出なかったかと問診を受けたが患部に出血が有るとその刺激で便意を催し出血が有るという。それは無かったので無事退院となった。が又1週間の禁酒だ。不養生で出血すると今度は開腹手術だ。
鎮静剤が残っているのかはっきりしない頭でシャトルバスに揺られていると寺の参道に丸く刈られた5本の大木の金木犀が咲き並び根元には彼岸花が続いている風景が見える。家の墓の木犀は彼岸には咲いてなかったがもしや咲いているかもしれないとバス停から鉄道を越え我が家の墓に行ってみた。駅からの道でも木犀のある家の木犀を確認しながら歩いた、どこも咲いている。去年30年ぶりに初めて咲いた墓の金木犀も無事咲いていた。小生の緊張していた気持ちもホッと弛んだ。
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無事すんでよかったですね。
金木犀の香りがひとしおでしたでしょう。
投稿: 佐平次 | 2016年9月30日 (金) 10時16分
佐平次さん 細胞生検の結果が12日で未だグレイです。今年も咲いてうれしかったです。木犀は大きくなるので剪定と言うか枝切と言うかこの作業が大変です。
投稿: 江戸川風景4 | 2016年9月30日 (金) 11時18分
早く元通りの体になるよう、養生してください。 こちらも金木犀が香りだしました。それにつけても、早、10月になり、なんだかそわそわした気持ちになりました。
投稿: ユメフーセン | 2016年10月 3日 (月) 14時09分
ユメフーセンさん 金木犀が家のだけ咲かない期間が有ったので花と香りに特別な思いが有ります。体はメンテナンスをしっかりしもう少し国内を歩きたいです。
投稿: 江戸川風景4 | 2016年10月 3日 (月) 16時04分