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2016年9月 5日 (月)

隠居の時期

3年前、隠居して妻に先ず訪れたのは義姉の介護だった。義兄は事の重大さが解らず趣味の三曲の集まりに奔走し介護を顧みなかった。妻は10時には出かけ翌朝6時に帰ってきて横になって10時には病院に行く生活を1ヶ月に渡ってしていた。痩せて今でも元に返らない。

今年8月に次女に長女が生まれ世話焼きに張り切っている。長女に長男が生まれた時は店をやりながら良く面倒を見ていた。それに比べると今回は手を貸す時間はある。隠居妻はゆっくり時間を使える。

風天の小生は今日5時に起床し窓からの明かりは暗く台風12号の影響で曇りで雨も混じるだろうとカメラは持たずリックに傘を入れ出かけた。外に出ると川の方面は晴れて明るい。引き返すのは面倒とそのまま川に向かった。土手を登るとオシーンツクツクの声は峠を越し叢のコロコロいう虫の声が賑やかだ。居残ったヨシキリの声が偶に聞こえる。

カワウが群れでなく単独で飛びツバメも数少なくなりムクドリだけが目立つ。

土手外では赤ん坊の用品を買いに行く西松屋を見、店で扱っていた洗剤や柔軟剤を買わなくてはならなくなり行くホームセンターを通り越し偶にチョウゲンボウが止まっている中学校を折り返すことが多い。此処までが往復4km強だ。

酒その他の清涼飲料水が必要な時は更に先の酒の安売り屋まで足を延ばす。この往復は6km位だ。

今日は中学校を往復し終点に近づいた処で二歳下の幼馴染と会った。その料理屋で働ていた男子も定年後で歩きに来て話し込んでいた。小生はターちゃんと呼ばれている。ターちゃんが店止めたので不自由していると嬉しいことを言ってくれる。男子は手を切ったとき黒い粉を作ってもらい水仕事をしながら4,5日で直してもらって有りがたかったと話してくれた。地域で役に立っていたと嬉しかった。

歩ている人と親しく話をすれば楽しい情報も有ると思えるがひたすら歩いて帰ってくる習慣は治らない。

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コメント

ほんとは介護義務者がいるのに、見ちゃおれなくて手伝いに行く人を知っています。
聴いているだけでこちらが参ってしまうようなご苦労なのに、自分の出来ることをとやっている姿をみるとほんとに頭が下がります。
散歩の途中で一言でも誰かと話すのは嬉しいですね。

佐平次さん 両親の時も義母の時もよくやってくれました。心情は天性のものでしょう。

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