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2017年10月12日 (木)

ラテン

箱根に行ったメンバーの一人がラテンのフルバンドコンサートの常連ということで皆は何回か聞いている。

小生は8月は花火と重なったので行けなかったが今回は参加した。
大学1年の時従兄が産経新聞の医務室に勤務していたのでサンケイホールの招待券を貰ってニール・セダカ、カテリーナ・バレンテやトリオロス・パンチョス等を見聞した。パンチョスのバックバンドは見砂直照&東京キューバンボーイズだった。

ラテンは明るいリズムがもう一つしっくりしなかった。兄が聞いていたジェリー・マリガンのイパネマの娘は馴染んでいた。音楽のために好んで時間を取ろうとは思わなかった。中学高校の頃ドット入ってきたポピュラーは耳障り良く聞いていた。

隠居してクラッシックのcdを買って聞いてないのが有るのを思い出しセロファンを破りながら封を切り聞いていてゆったりと本を読みながら時間を過ごす日もある。曲の名を知らなくても聞いたことが有る曲があり抵抗なく時間を過ごす。

分類にシンフォニーだのオーケストラとかあるがどう違うか解らないが気儘に聞いている。

友からバンドの紹介もなく、ラテンの話もなく行ったがバンドマスターの話術の中に見砂先生との話が頻繁に出てラテン系だと分かった。好きなことをリーダーとして活躍している人は元気で活気が有る。演奏はバックグラウンドと思っているのでおしゃべりしながら踊りながら気楽にやってくださいと言う。

明るすぎて馴染みが薄かったラテンも英気を貰い受ける程楽しかった。

ゲストの槇みちるはブレザーを着た少女のイメージしかなかったが背の丸くなった相応の容貌だった。ナットキングコールやシナトラの持ち歌を唄い知っている曲は懐かしく良かった。凄い声量で圧倒された。

帰りの電車に男女二人ずつ4人で乗り込んだが座っていた4人が一斉に立ち席を譲ってくれた。槇みちるの歌声に20歳前後の頃の気持ちでいた我々も年の通りに見られ若返った気持ちが一気にしぼんだ。

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コメント

音楽は能書きじゃなくて、さりげなく聴くのがいいですね。
私もクラシックもモダンジャズもラテンも、歌謡曲もその日の気分でみんな好きです。

佐平次さん 本を読むのも音楽を聞くのも店番しながらとはずいぶん違います。

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