« 江戸川の桜 | トップページ | 4月の河原 »

2018年4月 2日 (月)

あっ!とびっくり、スズメバチの巣

秋には住宅地に進出したスズメバチの巣の周りで被害が出ているニュースが放映される。我が家近辺では一匹のスズメバチを見ることは有るが集団で見ることは無い。住まいにスズメバチが巣を作るなどということは思いのほかだ。

 

小学生の頃は蜂の昆虫採集は得意で夏休みの宿題を4年生、5年生と続けて20種位の蜂を採集していた。注射器に針、メタノールと網を持ち刺されたらアンモニア水を付けろとそれも持って歩いた。刺されてアンモニアが無かったら小便を掛けても良いと言われていた。今ではアンモニア水も無効とされる。蜂にメタノールを注射し昇天してもらう。歩いて1時間以内の処を歩き回って採集した。

 

神戸から3年ぶりに帰った孫が我が家を訪れ見付けた。去年の夏には巣を造り盛んに飛んでいたはずなのに全然気が付かなかった。一度弱ったスズメバチが落ちていたことが有り踏みつけた。それ以外は見たことは無かった。孫が隣との境の狭い路地を歩き、我々が上を見ない所でしかも棕梠の木の蔭にスズメバチの巣を見つけた。母親の長女が興奮してスズメバチの巣が有ると報告する。

300402hatisu00

蜂の事なら多少の知識はある。足長バチの巣は最近も見つけているので足長バチだろうと長女の浅い知識をあざけるつもりで見に行ったら豈図らんや本真物のスズメバチの巣があってびっくりした。専門家にいち早く駆除してもらわなくては。

去年の夏建物の耐振工事を指揮してくれた友がスズメバチに刺されアナフィラキシーを起こし難儀したと聞いていた。現場から2mと離れていない所に巣が有ったが何事もなく良かった。アナフィラキシーは繰り返すとひどくなりショックを起こすことも有る。知らぬが仏とはこの事か。

露蜂房と言い漢方薬の原料になる。苦平 驚癇を治し、拘急、痙攣を主る。大先輩が奥多摩の山奥でスズメバチの巣を買い求め帰りに電車の中で蜂が飛び出し乗客に迷惑をかけた。師に相談したところ店子付は山に返して来なさいと言われ売り手にお代は返さずとも好いから山に返してくださいとお願いし山人にこんな話は始めてだとびっくりされたと云う。

蜂が現れないうちに何とかしなくてはならない。
Img_0


« 江戸川の桜 | トップページ | 4月の河原 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

何ごともないうちに発見してよかったですね。
桜と菜の花もいい取り合わせです。

佐平次さん スズメバチの巣駆除の報道はもうちょっと田園地区の話かと思っていました。これから川は百花繚乱です。暖かさとともにほっとします。落語夜店の口上の光明真言「オンアボベイルシャノウマカボダラハニジンバラハラバリタヤウン」思い出しました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あっ!とびっくり、スズメバチの巣:

« 江戸川の桜 | トップページ | 4月の河原 »

フォト
無料ブログはココログ