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2019年3月 2日 (土)

落語と雑感

小はん師匠から例会の誘いがあった。

 

「前座の頃は贅沢だった。風呂は薪で沸かすしストローは藁だし、キャバレーはフルバンドだった。寄席は落語でなく噺をやっていた。」
とのハガキで届いた。

少しでも寒さが緩むと行動し易くなる。暖かい日を選んで江戸川を6km程土手の上からベニマシコやジョウビタキが来ているだろうなとその場所を俯瞰して歩いた。疲労もない。

 

当日、帰りは雨が確実な寒い中、出かけた。会場の湯島天神では薄闇の中、手入れされた梅園に満開の花が発光しているようで神秘的だった。

 

(子供たちが中学受験の時は親ばかで亀戸天神に参ったが力相応の処に落ち着いた。感謝である。亀戸天神には家から歩いて行ったことも有る。道が解らないので市川橋まで江戸川土手を歩き蔵前橋通に出てひたすら亀戸天神迄歩いた。tvドラマ大岡越前で亀戸の百姓が日本橋まで野菜を行商していた場面を見て思い立った。)

 

年々寒さに弱くなり外出する気にもならなかった。冬朝の真っ暗の中北風が強かろうが歩いていたのが嘘のようだ。
寒中歩いていたころから露払いを務める「さん福」師匠も真打になってから随分になる。上手くなった。二人癖は初めて聞く。詰将棋から落ちに導くのだがその場面で話が難しく感じてしまった。

 

小はん師匠の出し物は先ず「棒鱈」江戸の庶民は討幕で上ってきた薩長藩士を大嫌いだったという。薩摩の侍をからかう話だ。板前が胡椒をもって喧嘩の仲裁に入るが胡椒の撒き過ぎでくしゃみが止まらず噺が終わる。高校の時全校集会で二階席から胡椒を乗せた紙飛行機が多数滑空し胡椒がばら撒かれたのを思い出した。

 

中入りでベランダに出ると全体を見渡せる梅がさらに美しい。梅は咲いたか桜は未だかいな。

 

しめは火事息子 
質屋の息子が粋な火消しに憧れ臥煙になり勘当される。実家の近くで火事が起き藏に目塗がされていないのを見て親に分からないように手伝う。番頭の計らいで父、母と対面する。親子が互いに意地を張りながらその身を案ずる人情話。
小生の好きな師匠の語りも気合が入ってテンポが良かった。小生も気合を入れ直そう。

我が町では寒い間夜周りの消防自動車が鐘を鳴らし火の用心を触れて回る。また町会により錫杖を地面に突きジャンジャン鳴らしながら火の用心と叫ぶ。冬の風物詩は直に終いになる。

 

 

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コメント

場所も時もよし、いい落語会でしたね。
全校集会で胡椒爆弾とは愉快ですね。
気に入らない講談師に胡椒をいぶすという噺もありますよ。

佐平次さん 暖かい気候でゆったり行動したいです。

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