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2019年6月19日 (水)

床屋騒動

妻が嫁に来た時から髪結いさんをどこにするかに気を使っていた。

可も無し不可も無しと通っていても係の人が転職するとどうしようかと悩みだすのを見ながら女性は大変だと悩みを理解せず冷笑していた。

私は近所の床屋に定期的に通っていて同じ年代の主人が止めるまでは大丈夫と高をくくっていた。

その床屋さんが突然シャッターが閉まったままになった。街の床屋さんもあそこもあそこもと随分廃業している。幸い近くに二軒やっている店があるが行ったことがない処に行くのも二の足を踏む。どうしようと迷った一週間は情報もなく閉まった儘だったが18日まで休みますと張り紙がでてそれならと開店を待つことにした。一安心だ。

夫婦で営業していたが夫人は実母の介護で住まいの方に掛かりきりで主人が一人でやっている。一番を外すと待つ人が居なければ最良だけど最大一時間は待つのでそれを避けるためと以前の散髪しながらの会話で今日は予約が有って7時半からやっていると聞いたことが有り7時半に家を出る様行動した。木戸をくぐり一軒先の床屋さんを見るとシャッターは締まっている。早かったかと見直すと包帯をイメージしたくるくる回る看板が回転しないで出ているのを見つけダメもとで店内を覗いた。主の背後から声をかけたので何処から声がしたのかきょろきょろしたが未だ準備中ですが待ってもらえますかと対応してくれた。早すぎたことを謝しながら待つこと数分でやってくれた。

婿入りし50年になるが立ち仕事の継続で職業病だが股関節に異常が出て10日間養生をしましたとの事だった。やっている間に電話が三回入り休んだことを詫びながらやっていますの返事をし皆さん来店するとの連絡だった。リハビリを兼ねゆっくり営業とはいかないねと慰めた。

一時間任せっぱなしなので皆さん相性があり待ちかねていたようだ。お客さんも昔近くに住んでいたり勤めが近所だったりで現在は結構遠くから来てくれる人が多いと感謝の言葉が出る。私がやっている間にも一人が来た、時間が早いので最初の電話の方だろう。私は8時半には終わったが今日は混雑で患部の負担も大きく大変だろうと同情し直した。

私も任せっきりで黙って座っておしゃべりをして仕上がり料金を払っていたがこの当たり前が出来なくなることを予感した。当たり前のことも心ならずも変えなくてはならなくなり代わりを探すには神経を使うと初めて分かった。

 

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コメント

そういう床屋があると云うことは近頃稀な幸せなんでしょうね。
私はあっちにったりこっちを探したり(転勤もあったので)でしたが、ようやく今の床屋に落ち着きそうです。

佐平次さん 子供のころから行きつけで当然と思っていました。娘たちも子供の頃はそこで済ませました。

床屋・美容院は就職するまでは地元の比較的近い床屋に通っていました。
その後、会社での異動が多くなり地方や外国でのお店に行くことに抵抗が無くなってしまいました。
ただ、カットというのは髪や肌を触られる事になり、距離感が縮まります。
その為か、いきつけのお店に何度も行っていますと妙なしがらみが出来て、簡単にお店を変えることに抵抗を感じるようになります。
ましてや近所ですと気まずくなっては困ります。
奥様が”髪結いをどこにするか気を遣っていた”というのもよくわかります。

ペンペンさん 女房のはそんな込み入ったもでなく人見知りです。

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